ペットボトルのリサイクルの現況をくわしく解説

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ボトルからボトルへ!水平リサイクルとは

メカニカルリサイクルとはどんな方法?

既に使われたペットボトルから新しいペットボトルを生み出すリサイクルのことを、水平リサイクルと呼びますが、水平リサイクルの方法についても、大きく二種類の方法に分けることができます。

一つ目の方法は、メカニカルリサイクル(物理的再生法)と呼ばれるものです。
高度に洗浄され、乾燥したペットボトルのフレークを、必要に応じてペレット化(3mmから5mm程度の粒子状にすること)し、除染装置に投入します。
除染装置の内部では、フレークやペレットが高温で加熱され、樹脂に付着していた汚染物質を取り除くとともに、分子量を高める処理が施されます。
こうした作業を経ることで、結晶化された純度の高いプラスチックが得られます。大がかりな設備を必要とせず、比較的低コストで処理できるのが特徴です。

ケミカルリサイクルとはどんな方法?

もう一つの方法が、ケミカルリサイクル(化学的再生法)と呼ばれるものです。

ペットボトルフレークを洗浄し乾燥した後、解重合と呼ばれる作業を行います。
具体的には、解重合槽の中にフレークを投入し、エチレングリコール(EG)と呼ばれる薬品を加えることで、樹脂を製造する際の中間原料であるビス-2-ヒドロキシエチルテレフタレート(BHET)に分解します。
この物質を精製した後に再重合することでプラスチックを生成することができます。

メカニカルリサイクルと比較するとコストは高くなりますが、解重合と再重合の過程を繰り返すことで異物を取り除くことができるので、非常に品質の高いプラスチックを得られるのがこの方法の最大のメリットといえます。


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